うるし電報

その電報、
もはや
うるしの工芸品。

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うるし電報

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企画から完成まで約半年。
漆器の名産地・加賀温泉の職人集団の手によって、
でんぽっぽの新しいうるし電報はつくられた。
その仕上がりは、まるでうるしの伝統工芸品だ。

花ぐるま商品画像
Interview商品開発インタビュー
開発担当
株式会社KDDIエボルバ
経営管理本部 電報サービス推進部
サービス開発グループ
西村 聖子

お客さまの贈る想いに負けない電報をつくりたかった。

新しくうるしの電報を開発することになったきっかけはお客さまでした。「もっと豪華な電報を贈りたい」という声が現場に寄せられていたのです。ニーズがあったと言えば聞こえはいいですが、裏を返せば、今までの電報はお客さまの気持ちに応えられていなかったとも言えます。早急に「お客さまの贈る想いに負けない電報」をつくる必要がありました。

既存の電報商材を見た時に、金額的、素材的にぴったりだったのは「うるし電報」。担当社員が一丸となり、うるし電報の新商品の開発がスタートしました。

もらって使って二度嬉しい。ギフトタイプの発想で。

新商品の開発に先立ち決まっていたのは、「うるし電報をつくる」ということだけ。既存のうるし電報から、どんなふうにグレードアップさせるかが重要でした。まず取り掛かったのは形状です。既存商品はブックタイプですが、これは電報を贈ることに特化して作っていて、それ以外の使い方は想定していませんでした。

そこで今回のうるし電報は、「二次利用という付加価値」をつけることを前提に検討を始めました。ぬいぐるみ電報のような、ギフトタイプ電報の発想です。そして行き着いたのがレターケースとしてのご利用を想定した、この箱型。これならお客さまの声にあった豪華さを表現しやすく、きっと満足いただけるものができると思いました。

こだわったのは、「本物だけ」でつくること。

うるし電報自体は珍しいものではありません。多くの電報会社が取り扱っています。ですが中には、「本物」と呼べないものもあります。

例えばうるしの黒色は本来、黒うるしを塗り重ねて初めて表現できる黒色です。また、蒔絵(まきえ)という伝統技法で描かれる絵柄は本来、独特の立体感や質感、香りがあります。それらが、ウレタンで代用されていたり、シールのようにペタッと無機質に描かれ、「うるし『風』」なものとして売られているのです。

贈る側としては安価に、作る側としては時間もコストも抑えられるのでメリットはありますが、それは本物とは呼べません。だから、でんぽっぽのうるし電報は、うるしも蒔絵も職人も「本物だけ」でつくりたかった。それが私たちのこだわりでした。

「漆黒」になるまで、磨いて塗る、を繰り返す。

今回のうるし電報製作で「漆黒」が黒うるしを塗り重ねてできた黒を指していると知り、その黒を目指したいと思いました。確かに見比べると黒うるしの黒は、今まで見てきた黒とは質がまったく違うのです。

もちろん、簡単にはできません。「漆黒」は、熟練の技を持った職人さんが、黒うるしを何度も塗り重ねて、ようやくたどり着くことができます。具体的には、①木地に黒うるしを塗る→②乾かして磨く という「うるし塗り」の工程をそれぞれ3工程、合計6工程も行います。特に難しいのは、うるしが乾くメカニズムが一般的な「乾かす」と真逆なこと。うるしは空気中の水分を取り込むことで乾くのです。

そのため、湿度70%ぐらいで作業するのがよいそうですが、季節や天候によっても乾き方が変わるので品質を一定に保つのが難しい。職人さんたちに言わせればうるしは「生き物」なのだそうです。その日の状態を見極め、操り、「漆黒」へ昇華させられるのは、熟練の職人さんにしかできないことだと強く思いました。

受け取った人がハッとする、
華やかで、鮮やかな絵柄に。

うるし電報の絵柄は、受け取った人がハッとする華やかさ、鮮やかさがあるものにしたいと思っていました。また、うるし電報の絵柄として一般的な松や梅をモチーフにするのは避けたいとも思っていました。受け入れられやすいというメリットはありますが、「見たことある」「他にもある」では、やっぱり面白くありません。

その点で平安貴族の花御所車は、うるし電報の絵柄としては珍しく、さらに華やかさ、鮮やかさがあり、私たちの希望にぴったりでした。最終的には四季折々の花を御所車にあしらい、優雅さで格式の高さをプラス。「漆黒のキャンバス」に描かれた絵柄の出来上がりを想像して、私たちもわくわくしていました。

蒔絵付けは、
一つ一つ、一色一色、
手作業で。

「蒔絵」は、「蒔きつけて付着させて絵をつくる」から蒔絵と呼ばれています。辞書で引くと、「器物の表面にうるしで文様を描き、金・銀などの金属粉や色粉を蒔きつけて付着させる、日本独自のうるし工芸」。

言葉にすると簡単ですが、その作業は繊細で緻密です。7つも工程があり、相当な時間と手間を要します。加賀温泉の職人さんたちの仕事を生で見学し、それがよくわかりました。例えば色つけの作業は、御所車が描かれたスクリーンの版を使い、漆黒のケースに、色うるしを一つずつ丁寧に刷り重ねていきます。版画を想像してもらうとわかりやすいかもしれません。

その上で、塗った色うるしの上に金箔や金粉を蒔いていくのですが、うるしが乾ききらないうちに蒔かないと金は付かず、早すぎると金は光りません。特異な乾燥性質をもつうるしだけに、そのタイミングの見極めはすごく難しいのです。職人さんたちは、息を吹きかけた時のうるし表面の曇り具合や、指で触ったときの微妙な吸着具合などで判断しているとおっしゃっていました。こうして、あの独特の立体感や質感、華やかさが生まれるのです。

職人の仕事風景

この電報で想いの大きさを、
きちんと伝えて欲しい。

企画から半年かけ、新しいうるし電報は完成しました。製作する数が多い上、一点一点、手作りするため、どうしても時間がかかりますが、だからこそよいものができる。私たちにとっても想い入れの強い商品です。加賀温泉の職人さんをはじめ、ご協力いただいたみなさんには感謝しかありません。

「贈る方の想いに負けない電報」を目標にして作った電報なので、贈るご本人に実物をご覧いただけないのが残念ですが、おそらく気持ちに応えられていると思います。大切な人に想いを伝える時、この電報にのせて、贈ってもらえるとうれしいです。

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慶事用 うるし電報

花ぐるま

花ぐるま商品画像

価格 7,500円(税込 8,100円)

  • サイズ:縦23.3×横17.7×奥行き1.8cm
  • ※ボックスタイプ
  • ※文字料金・送料が含まれています。

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鶴と富士

鶴と富士商品画像

価格 5,047円(税込 5,450円)

  • サイズ:縦22.5×横16.7㎝
  • ※ブックタイプ
  • ※文字料金・送料が含まれています。

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弔事用 うるし電報

銀ききょう

銀ききょう商品画像

価格 7,500円(税込 8,100円)

  • サイズ:縦23.3×横17.7×奥行き1.8cm
  • ※ボックスタイプ
  • ※文字料金・送料が含まれています。

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偲ぶ菊

偲ぶ菊商品画像

価格 5,047円(税込 5,450円)

  • サイズ:縦22.5×横16.7㎝
  • ※ブックタイプ
  • ※文字料金・送料が含まれています。

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