メールやSNSが普及し、電報を利用する機会は昔と比べて減っているかもしれません。しかし結婚式などに贈る祝電や、不幸があった際の弔電は現在でも広く使われています。とりわけビジネスでは儀礼的な連絡手段として、現在でも欠かせないものとなっています。ここでは取引先に送る電報についてご紹介します。
電報というと、結婚式やお葬式に送るものというイメージが強いかもしれませんが、それ以外でもいろいろな場面で利用されています。
取引先に送る電報としてよく使われるのは、就任・昇進のお祝いで、各社の株主総会が集中する6月に、特に多く利用されています。
また新店舗の開店や、工場の新設などの際にも、胡蝶蘭などのお花を添えて祝電を贈ることは一般的です。ほかにビジネスの関係では選挙の激励や、当選祝いの電報がよく利用されています。
取引先に祝電を贈る機会には、取引先の方やそのご家族の結婚祝い、就任・昇進などのお祝い、新店舗の開店祝いなどがあります。式典やパーティーなどがある場合は、その開始前に届くように手配します。電報を受け取ってもらえる日時を、あらかじめ宛先の会場などに確認のうえで手配するとよいでしょう。
取引先に贈る祝電・お祝い電報について詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
取引先に贈る祝電・お祝い電報にぴったりな人気の祝電・お祝い電報をご紹介します。
電報のメッセージは、慣れていないと何を書いていいか迷ってしまうことも多いかもしれません。でんぽっぽではさまざま利用シーンに合わせた文例をご用意していますので、ぜひご参考にしてください。文例はそのまま引用することも、一部を編集して利用することもできます。
結婚の祝電文例(取引先から新郎・新婦へ)
就任・昇進・栄転の祝電文例
開店・創業の祝電文例
落成・新築・上棟式の祝電文例
選挙の祝電文例
お悔やみの電報文例(取引先から)
電報の受取人名と差出人名は、メッセージ本文と送り状の2か所に記載します。メッセージ本文では、受取人と差出人の正式な会社名(必要に応じて部署名や役職名)とフルネームを記載するのが一般的です。(会社名などが長すぎて入力できない場合は適宜略称にします)一方で送り状に記載する会社名や役職名は電報の配送に利用されるものなので、第三者や受取人にわかる範囲で略式にしても問題ありません。
また、でんぽっぽでは、社長や上長の名前で送る電報を、秘書や部下の方が代理で申込む場合は、送り状のお申込者(差出人)は社長や上長の名前とし、実際に手続きをする秘書や部下の方の名前は「ご注文情報入力」に入力します。こうすることで、受取人の目に触れる差出人名と、電報の配送確認などの応対をする連絡先を分けることができます。
メールやSNSと比べて、電報を利用する機会は多くはありませんが、だからこそ適切な機会に電報で気持ちのこもったメッセージを送ることで取引先に良い印象を与え、信頼関係の構築に役立てることができます。ビジネスに関わるさまざまな機会にぜひ電報をご利用ください。
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