取引先のお祝い事には、祝電を贈って祝福の気持ちを伝えましょう。いざというとき、スピーディかつスマートに電報を贈れるよう、ここでは取引先に祝電を贈る際のマナーやポイントをご紹介します。
取引先の会社や団体へ祝電を贈る際には、自社の関連する規定などを確認のうえ、以下のポイントに注意して手配しましょう。
取引先に祝電を贈る機会には、取引先の方やそのご家族の結婚祝い、就任・昇進などのお祝い、新店舗の開店祝いなどがあります。式典やパーティーなどがある場合は、その開始前に届くように手配します。電報を受け取ってもらえる日時を、あらかじめ宛先の会場などに確認のうえで手配するとよいでしょう。
祝電の宛先は、式典やパーティーの会場や、新設される店舗などにするのが一般的です。お届け先の会社や会場の都合を事前に確認し、住所や建物名に誤りがないように気をつけて手配します。
結婚式に電報を送る場合、宛名は新郎新婦のうち面識のある方だけでも問題ありません。両名ともわかる場合は、メッセージ本文に記載する宛名に2人の名前を書くと良いでしょう。新婦の名字は旧姓にします。
その他、受取人や差出人の書き方については 取引先に送る電報の「受取人・差出人・ご連絡先」でも説明していますので、よろしければご参照ください。
でんぽっぽでよく利用されている取引先に贈る人気の祝電・お祝い電報をご紹介します。
「忌(い)み言葉」とは、良くないことを連想させたり、縁起が悪いために、お祝いなどの場で使うのがふさわしくないとされる言葉や言い回しのことです。代表的なものを下に挙げていますので、メッセージを作る際に参考にしてください。
離婚を連想させる言葉:「終わる」「切れる」「冷える」「別れる」「離れる」など
悲しみを連想させる言葉:「憂い」「悲しみ」「しめやかに」「痛ましい」など
火事を連想させる言葉:「赤」「火」「煙」「燃える」「焼ける」など
崩壊を連想させる言葉:「壊れる」「倒れる」「流れる」など
事業の不成功を連想させる言葉:「傾く」「つぶれる」「落ちる」など
取引先の方の結婚や、新規開店といったお祝い事には、日頃の感謝とともに祝電でお祝いの気持ちを伝えましょう。祝電は取引先との円滑な関係をつくるのにも役立ってくれることでしょう。
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