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電報(弔電・祝電)の宛名と差出人|連名での書き方も解説

お祝いの気持ちを祝電で 結婚式
お悔やみの気持ちを弔電で お葬式
宛名と差出人の検討

電報を送る際に、宛名や差出人をどのように書けばいいか悩んだことはありませんか。このページでは、弔電・祝電の宛名と差出人の書き方について、ビジネスとプライベートの違いや連名での記載の仕方など、分かりやすく解説します。

電報のメッセージ本文と送り状

電報の宛名(受取人名)と差出人名はそれぞれ、メッセージ本文と送り状の2か所に記載します。

メッセージ本文の宛名や差出人名は、相手との関係に合った書き方にしましょう。たとえば、ビジネスの取引先に送る電報で、会社名や肩書などを記載する場合には、正式な名称を書くのが一般的です。親しい相手へのプライベートな電報なら、くだけた呼び名を使っても問題ありません。

一方で、送り状の宛名や差出人名は、おもに配送に利用される情報です。会社名などが長くて入力しきれない場合には、必ずしも正式名称にする必要はありません。配送員や受け取った方がわかる範囲で、適宜省略してもよいでしょう。

電報のメッセージ本文イメージ

でんぽっぽ君『メッセージ本文には正式な名称を描くのが一般的だよ!』

電報の送り状イメージ

でんぽっぽ君『配送用に利用される情報のため、配送員にわかる範囲で記入してね!

弔電の宛名と差出人の書き方

弔電は基本的には喪主宛て

弔電の宛名には喪主の氏名を書くのが一般的です。可能であれば、送り状には故人名も記載しておくとよいでしょう。弔電のおもな送り先となる斎場(葬儀会場)は、喪主や故人の名前で葬儀を管理しています。訃報を受けたときには、喪主のフルネームと、故人との関係(続柄)を確認しておきましょう。

喪主以外の相手に弔電を送りたい場合でも、配送トラブルを避けるため、宛名には喪主名を記載し「(喪主名)様方 (受取人名)様」といった書き方にします。なお、社葬や合同葬の場合には、葬儀委員長や葬儀担当部署が宛先となりますので、確認のうえで手配しましょう。

例)
「株式会社〇〇 △△(故人名)様 葬儀責任者様」

喪主名が分からない場合は?

喪主名が分からない場合には、葬儀場に連絡して弔電を送りたいことを伝えれば、教えてもらえる場合があります(葬儀の準備で忙しいご遺族に、喪主を確認するためだけに連絡するのは控えた方がよいでしょう)。確認するのが難しい場合には、以下のような宛名の書き方にします。

例)
「○○(故人名)様 ご遺族様」
「○○家 ご遺族様」

弔電の送り先住所

弔電は葬儀・告別式の会場に送ります。
ただし、火葬のみを行う火葬式(直葬)や、通夜をせずに告別式と火葬だけを行う1日葬などでは、ご遺族の滞在時間が短く、弔電を受け取ってもらえない可能性があります。その場合には、ご遺族の自宅宛てに送るようにしましょう。

弔電の差出人の書き方

弔電の差出人名には、故人との関係が遺族に分かりやすいよう、会社名や所属団体名、役職などを記載しましょう。必要に応じて、氏名や会社名には読み仮名をつけておくと親切です。

例)
「〇〇株式会社 △△事業部 電報 陽菜(でんぽう はるな)」
「電報 花子(○○大学 △年卒業生)」

差出人を連名にする場合

家族や会社の同僚など、何人かで一緒に電報を送る場合には、差出人名を立場や年齢の高い順に記載します。人数が多くなる場合には、まとめて「○○一同」といった記載にするとよいでしょう。

例)
「〇〇株式会社 △期入社 同期一同」
「有限会社○○ △△営業部一同」
「○○高校 同窓生一同」

なお、夫婦で電報を送るときには、連名にせず代表者(通常は世帯主)の名前だけを書くのが一般的です。

差出人の住所は必要?

差出人の住所は、電報を受け取った方がお礼状などを手配するときに利用することがあります。また、万一の配送トラブルなどにより、電報をどうしても届けられない場合の返送先となる場合もあります。
連名で電報を送るときには、代表者の住所を記載するとよいでしょう。

定番の弔電・お悔やみ電報

でんぽっぽでよく利用されている弔電をご紹介します。



弔電・お悔やみ電報のご利用シーン一覧

祝電の宛名と差出人の書き方

祝電を送るシーンとしては、結婚祝い、入学・卒業祝い、出産祝いなどがあります。どの場合でも、送り状の宛名・差出人名はフルネームで、第三者にも分かるような書き方を心がけましょう。ビジネスで送る場合には、差出人の会社名と肩書(役職など)を記載します。

メッセージ本文の宛名は、相手との関係に合った書き方にします。親しい相手に送るなら、くだけた呼び名やあだ名などにしてもよいでしょう。

結婚式に送る祝電

新郎新婦の両方を知っている場合には、宛名は両名にしますが、面識のある方の名前だけを書いても問題ありません。新婦や新郎の名字が入籍によって変わっていても、結婚式は両家のお祝い事なので、宛名は旧姓で書くのが一般的です。

新郎新婦の親にメッセージを送りたいときには、送り状ではなく、メッセージ本文の宛名を親の名前で書くとよいでしょう。

なお、宛先住所には結婚披露宴が行われる会場を指定します。1日に複数の挙式があるような大きな会場に送る場合には、会場内の部屋の名前まで書いておくと安心です。

卒業式・入学式に送る祝電

学校の卒業式や入学式に祝電を送るなら、宛名には学校名や卒業・入学年度を記載し、以下のように書くのが一般的です。

例)
「〇〇学校 △年度 卒業生の皆様」

差出人名には、誰からの祝電かが分かりやすいように、自分のフルネームと肩書を記載します。

例)
「〇〇小学校 校長 電報 太郎」

祝電を連名で送る場合

連名で祝電を送る場合には、差出人名を立場や年齢の高い順に記載します。人数が多くなる場合には、まとめて「○○一同」といった書き方にしましょう。

例)
「株式会社○○ △△支店一同」
「○○大学 △△サークル 有志一同」

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